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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

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20年経ってやっと気づいた

「いつか治る・・・」のはかない希望は、
何十年たてば現実を直視されてくれるのでしょう。

(以下相談者の方の体験談です)
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女性 主婦 44歳 O型 広島県

わたしが節食障害になったのは、大学時代に一人暮らしをはじめたころでした。
菓子パンやご飯、スイーツが思いきり好きなだけ食べられる一人暮らしの開放感から過食嘔吐がはじまりました。
その頃は、キレイでいたい、だけど食べたいという矛盾した願望をかなえようと、食べて吐くことで両方かなえられるという安易な発想が、気がつけば20数年、同じことを繰り返していたのです。

本当に20数年はあっという間です。
過食にいくら費やしてきたか、無駄にしてきた時間も正直、り知れません。

自分の意思がちょっとだけ弱いから、いつか自然に治るとか、家に一人でいるから過食してしまう、外に働きに出て忙しくしてればおさまるとか
本気で考えてました。

でも全然治らなくて・・・。
ちょっと忙しくなったり、イライラしたりするとすぐ過食嘔吐でまぎらわしていました。

正直、過食嘔吐がとても重大な心の病気で、食べ物依存症だっていうことは相談してはじめて知りました。

不必要な菓子パンやお菓子を大量に買い込み、車の中で食べながら家に戻り、獣のようにむさぼり喰って、1時間くらいしてすべて吐いてしまう。
とてもおぞましい自分の姿。

何よりも恐ろしいのは子供にも連鎖してしまうかもしれないということです。
こんな苦しい病気はわたしだけで十分です。
愛されるために生まれてきた子供を、本当にこころから愛して、生まれてきて本当によかったと思える人生にしてあげたい。

自分のため、子供のために真の完治をめざして病気と闘っていきたいです。
そして、自分が一生を終えるとき、生まれてきてよかったと思える人生にしたいです。
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お風呂も入れず・・・

何かのきっかけで止まった過食。

それは簡単に再発してしまうものです。

治ったという喜びが大きいほど、再発した時のショックは大きいということは
皆さんも想像できるのではないでしょうか。

(以下相談者の方の体験談です)
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女性 会社員 43歳 O型 東京都

過食の始まりは1年前。

その時は2週間に1回程度、多くても週1回。
1回1~2時間程度、食費千円程度。
それが8ヶ月近く続きました。

その時、カウンセリングを受けてピタリと止まりました。
「あ、完治した!」と思ってウキウキ、キラキラしていました。
何でもやる気満々。

ところが、そのカウンセラーと揉め事があり、それを機会に再発。
再発の時は週に1回、1~2時間程度、食費千円程度。

再発2ヵ月後には週に2回になり、再発3ヶ月目には2日に1回になり、とうとう毎日になりました。
特に最後の1ヶ月で加速しました。
その3ヶ月の間に地震があり、それに関連して精神的にショックなことも続いたのがよりマグマにスイッチを入れたんだと思います。

とてもハイペースな経年増加です。
自分でもビックリしました。

今思うと「完治幻想」だったんだと思います。
だけどカウンセラーに「治った」と言われ、本当にその通り止ったので疑うこともありませんでした。
なのに、そのカウンセラーによりまた再発。
信じるものもなくなり、過食は増えて、うつ状態になり、お風呂も入れず・・・。

最後には1日2回、3時間、食費1.5千円~2千円。
もう口に食べ物を運ぶことしか考えられない。
近くのコンビニをはしごして、家に帰るまで待てなくて歩きながらお菓子を食べる。
そして吐いてスッキリした・・・と思ったら、また過食と嘔吐。

あっという間に手には吐きダコが出来ました。
段々と吐くコツを覚える一方、吐けなくなってもきたので、もっともっと手を突っ込んで益々吐きダコが出来る。
唾液腺も腫れました。
これは全部1ヶ月間の出来事です。

元々、節約生活をしていたのに、どんどん生活は厳しくなり、水道光熱費も払えず、親からお金をもらったりしたけど、それも使っちゃって。
でも、親には理由は話せませんでした。

過食を治さず臨んだ妊娠で

過食嘔吐を治さずに妊娠したばかりに、あまりにも辛い経験をされる方もいます。

自分だけではなく子供のためにも、病気を治す義務があるのではないでしょうか。

(以下相談者の方の体験談です)
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女性 主婦 42歳 東京都

今私には2才の娘がいます。
私は39才で妊娠をし40才で出産をしました。
俗に言う高齢出産(ハイリスク出産)です。

その上過食嘔吐歴約20年です。
色々不安はありましたがやはり子供はどうしても欲しかったし、さすがに妊娠中は過食嘔吐も止まるだろうと簡単に考えていました。

しかし現実はそう上手くは行きませんでした。
回数、量は減ったものの止まる事はありませんでした。

過食している時も吐いている時も、お腹の娘に“ごめんね、ごめんね”と泣きながら謝っていました…
それでも出産予定日の2ヶ月前ぐらいからは一時的に止まりました。

しかし無事に娘を出産し病院を退院したその日からまた当たり前のように過食嘔吐は始まりました。

もちろん今も子育てをしながら過食嘔吐は続いています。

過食している私を見て“食べたい”としつこく言う娘を怒鳴ったり、早くトイレに行って吐きたいのに、泣きながらまとわりついてくる娘を無理やり引き離したりする事もあります。

娘にはかわいそうな事をしているとは思いながらもやめられないのです…

毎日こんな事をしているにもかかわらず、どうしても2人目が欲しくてせっかく授かった赤ちゃんを先日流産してしまいました。
全て私の責任です…

こんな事を繰り返しながら生きて行くわけにはいきません
1日も早く治したいと思います


過食症じゃなかったら、どんな人生

過食症じゃなかったら、自分の人生はどうなっていただろうと
考えたことはありませんか。

失った友人、恋人、夢、時間

過去は取り戻すことはできませんが
過食症を回復させていけば、幸せな未来がきっとあるはずです。

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女性 主婦 42歳 AB型 東京都

18歳の時大好きだった人に「お前食べ過ぎたときに吐かないの?だから太るんだよ」と言われてから24年も続いた過食症。

20歳前後の頃、唇の端はいつも赤くて、ひどいときは切れて腫れ、手には一目で分かる吐きダコがあった。
胃の調子もいつも悪くて胃薬ばかり飲んでお酒を飲めばすぐに倒れてしまうような体調。

友達と約束しても歯医者さんを予約しても、吐いて動けなくなるとキャンセルしてしまう。
既に体も心もボロボロだった。

そんな生活だったのに、彼ができた。
彼は私の事をとても大事にしてくれたけど私が過食症のことを告白してから関係が変わってしまった。

会って最初の挨拶や電話の一言目が「今日は大丈夫?過食何回した?」になって、恋人というより先生と患者みたいな関係。
でも親身になって一生懸命治そうとしてくれた。

私も頑張って1週間、2週間と止められることもあったけど、また元に戻ってしまう。
お前がガマンするなら俺もと、自分も禁煙してくれてた彼だけど、私が失敗すると不機嫌になるようになっていった。

そして私も責められるのが嫌で嘘をつくようになり・・・次第に彼の心は離れて「もう信用できない」と別れを切り出された。
過食症になってこれが私が初めて失った形のある大切なものだった。

大事な彼を失い、私の過食は更に悪化してしまい、うつ病のようになってしまった私が得た結論は、「もう過食症のことは誰にも言わない」ということ。
それから何人もの人と付き合ったけど、過食の事は内緒にしていた。

彼の家に泊まると彼がお風呂に入ってるときに隠れて吐く。
なかなかお風呂に入ってくれないと吐けないからイライラして喧嘩になる。

お前が泊まった後は下水が匂うとか言われて、ばれたかも・・と余計イライラし逆切れする。
そんな付き合い方だから誰とも長続きしないですぐに別れてしまう。

一体どれだけの出会いを無駄にし、どれだけ人の心を踏みにじったかわからない。

旦那を紹介され結婚した。
私は専業主婦で旦那は真面目に一生懸命働いてくれる。

でも隠れて過食は続いた。
つい3日前まで休むことなく毎日続いた。

旦那が稼いでくれるお金を私は過食のための食べ物にかえてしまう。
お金を捨てているのと同じこと・・・いつも罪悪感でいっぱいで、だからせめていつも明るく家事を一生懸命やらなくちゃと思う。

体がつらくても熱を出しても体調が悪くても一生懸命やってしまう・・今度は歯止めが効かないのだ。
吐かなくても済むようにジョギングや色々な運動をしても同じ。

とにかくやりすぎてしまい、それで体をこわしたり怪我をしてしまったり。
丁度いいというさじ加減が何事にもわからなくなっている。

夢もあったけど、こんな体じゃできっこない。

吐きすぎて血圧が下がり体温も下がり、関節も弱くなり、歯も沢山失った。
歯は子供の頃から弱くて磨いても磨いても虫歯ができるような歯質だったから人より大事にしなきゃいけなかったのに、吐き続けたせいで殆ど駄目になって・・とうとう入れ歯を使わなくちゃいけない。

婦人科系の手術をした後、術後の回復が人よりはるかに遅い。
傷の治りも悪く沢山の薬に副作用が出てしまう。

栄養とってないから内臓が弱ってしまったらしい。

見た目も。丸顔でずっと若く見えると言われていたけど、この3年くらいでごまかしが効かなくなった。
どんどん老けていく。

失ったもの、山ほどありすぎて書ききれない。
体の若さも強さも大事な人も時間もお金も・・・・。

過食症じゃなかったら、どんな人生だったんだろうと悲しくなったり自分を責めてしまったりする。
でも、もうここに来たから、済んだこと、失ったものは振り返らずこれからの楽しい未来をイメージしていきたいと思う。

こうして思い出して書き連ねる作業はつらかったけど、改めて治そうという気持ちが強くなりました。
最後まで読んでくださった方ありがとう


なくてはならない習慣


いつの間にか量や回数が増えたり
習慣になっていってしまったり

過食症はそんな病気です。

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女性 主婦 42歳 東京都

最初に嘔吐を自発的にしたのは18歳のときです。

夕飯を吐いてしまえばカロリーゼロになる!と安易な考えで吐いてみました。
とても苦しかったけれど、これで太らないという安心感の方が大きかったです。

それでも初めは一ヶ月に数回、食べ過ぎたときに吐くだけでした。

それがいつからだったでしょう・・気がつけばはく為に食べ、吐くために買い、一日に4・5回も過食嘔吐し、だんだん吐けなくなり過食したまま眠ってしまうことも。
食べる量もハンパでなく、吐こうとしてもお腹が痛くて吐けないほど食べていました。

20歳前後ではそんな繰り返しで、体重の10キロの増減はしょっちゅう。
うまく吐ければやせるし、はかないで寝てしまうと一晩で3キロも太り顔がパンパンに腫れてしまったり・・・だから精神的にもとても不安定でした。

歳を取るにつれ、お腹がパンパンになるまで食べたり、一日中食べ続けることはなくなりました。
でも、やっぱり毎日吐いています。量も回数も減った・・・でも。

何で食べてるのか何で吐いてるのか、もう理由なんてない。
ストレスがたまったから・・とかやりきれなくて・・ではなく、食べて吐くことが私の生活の一部であり習慣になってしまったのです。

なくてはならない習慣。

今日はまだ食べてないから急いで帰らなきゃとか、途中で吐きにいけないからドラマは見ない!とか、友達とランチしても吐かなきゃいけないから、必ず早めに帰って子供たちの帰宅までに吐くとか。

おかしな恐ろしい過食嘔吐に沿った生活を送るようになってしまいました。

でも。今日は普通にご飯が食べられました。

過食をしてないから時間に余裕があります。
ドラマも見られます。

小さな一歩。でも大きな幸せ。
この1日がずっと続くように頑張ります。