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【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。
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女性 会社員 30歳 東京都
18歳の頃、予備校時代にやたらとカロリー計算をして食べていた。
勉強だけだと、身体が弱るかな、と思って、スポーツジムに通っているうちに、ダイエットに拍車がかかったのだと思う。
でも、19歳では過食嘔吐を覚えてた。
移ったタイミングがわからないのだけど…。
大学時代は、お金もそんなにないから、飲み会のあった時とか、どうしてもたくさん食べないといけないときに、パンやスナック菓子を用意しておいて、帰ってきてから食べて吐いた。
この時期で、週に3~4回くらいの過食嘔吐。
25歳で転職して、少しお給料が良くなると、仕事が終わった10時過ぎくらいからレストラン、ダイニングバーと、少しランクの高い美味しいものを食べては、コンビニで追加食材を仕入れて帰宅。
今では週に1日でも吐かない日があれば、なんとか…。
ここ10年に共通しているのが、食べ始めには「これだけ、今日は絶対吐かない」と思っていること。
本当に、本当だよ!!
でも、お酒でも前菜のサラダでも、友達同士で入ったカフェで食べたケーキでも、とにかく胃に食物が入ると、次の瞬間には過食スイッチが入っていて、吐かなくちゃ、吐くまで食べなくちゃ、と猛然と食べてしまう。
恐くてみんなとランチにも行けない、飲み会もできれば断りたい。
一番恐いのは、夜遅くに帰る私のために、色々な食事を用意して待っていてくれる母。
おかあさんのご飯は、美味しいの。
私の仕事が忙しいのを知ってるから、いくら真夜中をすぎていても、もう寝るからと(←食べなければその日は吐かなくてすむから)断っても、遠慮しなくていいからと、せっせとご飯の準備をしてくれる…
ありがとう、ごめんなさい、全部吐いちゃうんだよ。
でも、食べないと母も寂しそうだし。
まったく食べないか、食べて吐くかの2択でしか、自分を許せない。
周りには知られたくないから、よく食べる元気な子で通ってる。
当然、こんなハンパじゃない過食費を普通にまかなえるわけがなく、クレジットカードも限度額いっぱいに使ってる。
毎日吐いてるから、胃が弱ってきて、うまく吐けない、吐ききれないから太る、イライラして翌日も過食嘔吐、
歯はすり減ってるし、口の周りはカサカサ。
しかも匂いを消すために、漂白剤で、手を洗ってるから、肌がこわばってる。
うまくまとまってない文章でごめんなさい。
もっと恐いこともたくさんあるのに、うまく考えがまとまらない。
(最近多いの。これも過食嘔吐の結果かな。)
どうして、食べないって、そんな簡単な我慢ができないんだろう。
美味しそうなものは全部たべてみたい、知りたいって、なんていじきたない、欲深い人間なんだろう。
読んでくれてありがとう。
摂食障害過食症・過食嘔吐は、放っておいて勝手に治る病気ではありません。
薬物依存症の人が、前回と同じ量で満足できずに量を増やしていく話を聞いたことがありますか?
過食も「食べ物に依存する行為」であり、年々量や回数が増える傾向があります。
薬物依存は「恐ろしい」「大変だ」と思えますが、過食は怖い病気だと思える人があまりいません。
それは何故でしょう。
女性 無職 36歳 A型 長野県
過食症は、孤独との闘いです。
ほっそりして洋服もかっこよく着れて、仕事となれば頑張り屋でテキパキして元気があって、人には優しく明るく差別もしない、正義の味方でいつも笑顔。
果たして周りの人がそう思っていたかは知りませんが、今思うとそうやって、そうなるように、そうあらねばならない、と際限なくやってきました。
家に帰れば一目散に過食して、見るも無残な食後の光景です。
そんな姿、到底人には見せられません。
でもそうやって、自分を開放して、自分から解放されて、長い年月を過ごしてきました。
どんなに時間がなくても過食嘔吐がやめられず、どんなに具合が悪くなっても誰にも秘密を言えず、ますます過食に気持ちが囚われました。
最初は、この年になるまで続くなんて思ってもみなかった。
体力も今よりあったし実際この年齢のこの病気の人を見たことがなかったから、いつか治るはず、やりたいことを見つけられたら変わるはず、本当に好きな人に甘えられたら治まるはず、と深く考えませんでした。
酔ったら忘れられる、とお酒に逃げたこともありますが、入院するまで痛めつけただけでした。
年々、無理や我慢は増すばかり、症状はひどくなるばかり、人とまともに付き合えない、誘われても断るばかり、私はダメな人間だ、何もできない人間だ、と孤独感も増すばかり、鬱や不眠、引きこもりなどなど。
暗い場面ばかりが思い出されます。
20代の頃、食事・行動療法で入院もしてみましたが、頑張り屋さんで通してすんなり退院し、すぐに症状が戻りました。
退院前に、両親とカウンセリングを3人で受けましたが、今となっては、あれは単なる父親への告知に過ぎなかったのではと思います。
今も私が過食嘔吐しているのを両親ともに知っていますが、入院しても治らなかった後は話題に出ることもなく、諦めているのかそのうち治ると思っているのか、見て見ぬふりをしているようです。
それでも言えない。
世の中で二人だけ、両親だけが知っているのに、知ってくれてるのに、自分からは言えない、叫びたいのに叫べない、もうどうしようもない、、、
そんな毎日です。
もうずっと逃げてきました。
私が言い出さなければすべて丸く収まってる。
何事もなかったかのように過ごしてるもん、大丈夫。。。
一度カウンセリングもして両親は了解済み、これ以上何をどうしろと言うのかという両親の声が聞こえてきそうです。
だから、ずっと苦しいことも辛いこともしまいこんで、イライラしては冷たい態度で、ひどい娘でした。
長い間浪費したお金も莫大で、本当にもったいないと思いますが、それより、本当の愛情も本当の友情も得ることができず、親孝行も全くしてこなかった。
素直に人に甘えることも苦手です。
普通の幸せを自分で遠のけてきてしまいました。
それがいちばん、後悔することで、それが今いちばん、経験したいことです。