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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

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壊された人生

摂食障害・過食症が人生に与える影響。

この重大さをあなたはどこまで知っていますか?

(以下相談者の方の体験談です。)
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女性 自由業 28歳 埼玉県

14才で発症し、家族や友達に絶対に言えない隠し事ができました。
過食をした後の罪悪感、自己嫌悪、無気力感、、、

16才になるとうつ病やパニック障害も併発し、高校を中退しました。
症状や薬の副作用で起き上がることもできず、生きていることが辛くて毎日泣いていました。
赤ん坊の様に何もかもを母にやってもらう日々でした。

その後、薬物療法で一時的に症状は回復し、大検取得・大学入学まで何とかこぎ着けるも、その頃には自分の心は劣等感と嫉妬心の塊になっていました。

友達を思いやれず、自己中心的で他人の成功を憎らしく思う。。。
そしてまたそんな感情を抱く自分に嫌悪感を感じ、毎日自分を責め続けました。

社会人になっても変化はありませんでした。
それどころか、ストレスから過食は再発。
友達と遊んでいても、レストランやコンビニの看板ばかりに目がいき、
食事がうまくとれるか不安で、その場の空気や会話を楽しめない日々。
一度過食をすれば“太ったと思われる!”“醜いから誰にももう会えない!”とパニックやうつ状態に陥りました。

発症から14年が経過した今年、全ての糸が切れました。
ひどいパニック症状を起こして会社を強制退社。
歩くこともできず母に担がれてメンタルクリニックに行きました。
涙も出なくなっていました。
うつが酷く、寝たきりになりました。

そんな中でも過食は止まりませんでした。
もちろん友達に会うことはできず、交遊関係は途絶えました。
“消えてしまいたい”“自分はどこまで太るのか”“これはいつまで続くのか”ベッドの中で不安や恐怖に怯える日々でした。

過食症になって、、、自分が他の何よりも嫌いになりました。
“過食症になって”というテーマに取り組み、改めて、過食症の恐ろしさを感じています。


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恐ろしいサイクルへ

知らず知らずにこ悪化していくことが多いのが過食症・摂食障害の特徴です。

回数や量は変化が無かったとしても、体力の衰えから考えると、年々大変になっていませんか?

発症当時から今までを振り返るのも、病気を認識する上でとても大切でしょう。

(以下相談者の方の体験談です。)
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女性 25歳 東京都

こんなことは書きたくない気持ちもあります。
でも、やっぱりこの病気の怖さから目を背けていては治らないと思いました。

◆過食症発症時
夕飯を済ませたあと、何か物足りなくてそこにあったお菓子を食べ始めた。
気づくと一袋なくなっていた。あれ、なんでこんなに食べれちゃうの?と不思議に思ったのが始まり。
週に2~3回。

◆発症から約3か月後
職場での出来事から、空腹感とは関係なく甘いパンが無性に食べたくなる。
コントロールが効かない感じを実感。家族向けの袋入りのパンを一度に完食。
週に2~3回。

◆発症から約6か月後
太ったと言われたのを気にして、ダイエットを始める。
徹底的に食事制限をし、1ヶ月で体重が戻ったが・・・

◆発症から約7ヶ月後
異常な過食衝動発生。週に1度だけ食べていい日とした。
お腹いっぱいなのに食べたい衝動が止まらない。
この頃から自分が過食症だと自覚する。
体が苦しくなり、初めて嘔吐を経験。ほんの少しだけ。

◆発症から約8ヶ月後
週に1度の食べる日が、3度くらいになっていた。
寝ても覚めても食べ物のことだけ。

◆発症から約1年後
精神的におかしくなり、逃げるように仕事を辞め、無職になる。
今回だけ、今日だけ、と自発的に吐くことを許してしまう。
それにつれて普通に食事がとれなくなる。
食べないか、過食するかのどちらか。
<病院やカウンセリングを経て、週単位で止まったり再発したりを繰り返す。>

◆発症から約1年半、現在
過食再発。現在も普通の食事がとれない。
一度食べると止まらない。次の日も、その次の日も。
気づけば1週間毎日嘔吐。
ここを見つけて思いきって相談してみる。


相談で改めて、発症から今まで過食が明らかに悪化している現実に気付いた。
決して悲観するのではないが、このまま治るなんて簡単な病気じゃない。
本当に恐くて本当に深刻な問題を引き起こす病気。
自分が強く治したいと思わなきゃ治らない、恐ろしい病気。


このまま人生終わりたくない


「過食症にならなかったら」

「あのときに戻りたい」

そう思ったことはありませんか。

(以下相談者の方の体験談です)
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女性 会社員 33歳 愛知県

過食症になって失ったもの、あきらめてしまったものがたくさんあります。
自分自身、友達、やりたいこと、夢、家族etc、、、

【自分自身】

太ったことで自分に自信がなくなり自分が醜いと思うようになり自分が嫌いになりました。
好きだったおしゃれにも、太ったせいで好きな服が着られず、同じ服を何日も着て、服を買いに行くことも嫌になりました。

鏡に映る自分が不細工すぎて私はかわいい服なんて似合わないし、化粧もしたってかわいくない、髪型も別にどうだっていいって、
わざと自分から駄目な方に持っていってしまうのです。

やめたこと:服を買わない、化粧も中途半端、髪型もあまり気にしない、ピアスもやめた。
靴も安物でいいやって。どうでもよくなってしまったのです。

過食前は運動好きだったのに、人に太った姿をみられたくなくてできなくなった。
本当はテニスとかバスケ、ボード、山登りいろいろやりたかった。

友達と遊ぶのもとっても好きだったのに、太った自分を友達に見られたくないと思い、連絡を無視することもありました。
やがてみんな連絡をしてこなくなった。当然だよね。私が電話にでないんだもん。

正直に過食症で太ったからあえないなんて言えるはずもなく、、、ちょっと調子悪かったって嘘をついて。
本当は会いたいのに会えない。せっかく誘ってくれるのに申し訳ない。

痩せたら会いに行こうと誓ってから過食症が治らず3年もたってしまった。
もうみんな私のことなんか忘れてしまってるよね。ごめんなさい。

過食症で人と接するのも駄目になりました。
人と顔をあわせれば体型のことを言われそうだと思い、なるべく人を避けるように生活をしてしまいました。

仕事に行っても業務連絡以外、1日誰ともしゃべらないこともあります。

夏休みには、家族が旅行に行くと家の中で何日も一人。
そういえば何日も声発してないやって思ったこともある。

一緒に住む家族とも何か言われるんじゃないかって、会話も少なくなり、家の中は暗くなりました。
家族で一緒にどこかへ行くなんてこともなくなりました。

大好きだったスポーツもやめた。
毎週のように行っていたのに、それを楽しみに過ごしてた毎日だったのに、本当に好きだったのに、やれなくなり大きな楽しみが奪われ、暇になったその時間で過食に走っていた。

本当の自分に戻りたい!
元気で笑顔で友達、家族と過ごしてた時に。

あの楽しさがもう味わえないなんて絶対いやだ!
みんなとご飯行って、遊びに行って、恋もして、楽しかった時代を取り戻すためにも負けずにかんばるよ!

このまま人生終わりたくないもん。


出口の見えない10年

過食症は止まったり減ったりを繰り返しやすい病気です。

しかし、根本からの回復をしない限り治ることはないでしょう。

あっという間に10年なんて経ってしまうかもしれません。

(以下相談者の方の体験談です。)
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女性 会社員 29歳 千葉県

過食症になって一番つらいことは、
時間を無駄にしてしまうことや周りの人に嘘をつくことです。

過食が続いている時は体調も悪く気持ちも落ち込み、
太った姿を見られたくないから、
約束があっても嘘をついて断ったり、
過食をすると何も手につかなくて、
たくさんの時間を無駄にしてきました。

私は、休日に普通に出かけられるだけですごく幸せです。

少しよくなってはまた過食が始まって、何度も繰り返しているのに、
少し過食が落ち着くとこのまま治るんじゃないかと思ってしまいます。

10年間ずっと繰り返しています。

やっと、治すために行動することができました。



過食症じゃなかったら、どんな人生

過食症じゃなかったら、自分の人生はどうなっていただろうと
考えたことはありませんか。

失った友人、恋人、夢、時間

過去は取り戻すことはできませんが
過食症を回復させていけば、幸せな未来がきっとあるはずです。

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女性 主婦 42歳 AB型 東京都

18歳の時大好きだった人に「お前食べ過ぎたときに吐かないの?だから太るんだよ」と言われてから24年も続いた過食症。

20歳前後の頃、唇の端はいつも赤くて、ひどいときは切れて腫れ、手には一目で分かる吐きダコがあった。
胃の調子もいつも悪くて胃薬ばかり飲んでお酒を飲めばすぐに倒れてしまうような体調。

友達と約束しても歯医者さんを予約しても、吐いて動けなくなるとキャンセルしてしまう。
既に体も心もボロボロだった。

そんな生活だったのに、彼ができた。
彼は私の事をとても大事にしてくれたけど私が過食症のことを告白してから関係が変わってしまった。

会って最初の挨拶や電話の一言目が「今日は大丈夫?過食何回した?」になって、恋人というより先生と患者みたいな関係。
でも親身になって一生懸命治そうとしてくれた。

私も頑張って1週間、2週間と止められることもあったけど、また元に戻ってしまう。
お前がガマンするなら俺もと、自分も禁煙してくれてた彼だけど、私が失敗すると不機嫌になるようになっていった。

そして私も責められるのが嫌で嘘をつくようになり・・・次第に彼の心は離れて「もう信用できない」と別れを切り出された。
過食症になってこれが私が初めて失った形のある大切なものだった。

大事な彼を失い、私の過食は更に悪化してしまい、うつ病のようになってしまった私が得た結論は、「もう過食症のことは誰にも言わない」ということ。
それから何人もの人と付き合ったけど、過食の事は内緒にしていた。

彼の家に泊まると彼がお風呂に入ってるときに隠れて吐く。
なかなかお風呂に入ってくれないと吐けないからイライラして喧嘩になる。

お前が泊まった後は下水が匂うとか言われて、ばれたかも・・と余計イライラし逆切れする。
そんな付き合い方だから誰とも長続きしないですぐに別れてしまう。

一体どれだけの出会いを無駄にし、どれだけ人の心を踏みにじったかわからない。

旦那を紹介され結婚した。
私は専業主婦で旦那は真面目に一生懸命働いてくれる。

でも隠れて過食は続いた。
つい3日前まで休むことなく毎日続いた。

旦那が稼いでくれるお金を私は過食のための食べ物にかえてしまう。
お金を捨てているのと同じこと・・・いつも罪悪感でいっぱいで、だからせめていつも明るく家事を一生懸命やらなくちゃと思う。

体がつらくても熱を出しても体調が悪くても一生懸命やってしまう・・今度は歯止めが効かないのだ。
吐かなくても済むようにジョギングや色々な運動をしても同じ。

とにかくやりすぎてしまい、それで体をこわしたり怪我をしてしまったり。
丁度いいというさじ加減が何事にもわからなくなっている。

夢もあったけど、こんな体じゃできっこない。

吐きすぎて血圧が下がり体温も下がり、関節も弱くなり、歯も沢山失った。
歯は子供の頃から弱くて磨いても磨いても虫歯ができるような歯質だったから人より大事にしなきゃいけなかったのに、吐き続けたせいで殆ど駄目になって・・とうとう入れ歯を使わなくちゃいけない。

婦人科系の手術をした後、術後の回復が人よりはるかに遅い。
傷の治りも悪く沢山の薬に副作用が出てしまう。

栄養とってないから内臓が弱ってしまったらしい。

見た目も。丸顔でずっと若く見えると言われていたけど、この3年くらいでごまかしが効かなくなった。
どんどん老けていく。

失ったもの、山ほどありすぎて書ききれない。
体の若さも強さも大事な人も時間もお金も・・・・。

過食症じゃなかったら、どんな人生だったんだろうと悲しくなったり自分を責めてしまったりする。
でも、もうここに来たから、済んだこと、失ったものは振り返らずこれからの楽しい未来をイメージしていきたいと思う。

こうして思い出して書き連ねる作業はつらかったけど、改めて治そうという気持ちが強くなりました。
最後まで読んでくださった方ありがとう