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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

ゴミを漁って過食

女性 会社員 27歳 O型 静岡県

過食症になって6年目です。
月に1回していたストレス大食いを入れれば8年目になります。

初めは拒食から始まりました。
大学での初めての独り暮らし、慣れない環境からホームシックにかかり食欲もなくなっていき体重がすぐに10kgほど減少しました。その後食べる量を減らせば簡単に痩せることを知り、さらに大学では栄養学を学んでいたこともあり、故意に食べる量を減らし、エネルギーの少ない食べ物を好んで摂取し、体重は最も少ない時で39kgほどまで落ちました。生理も止まりました。

痩せていたせいか、いつも頭は冴えており、大学での勉学は真面目に取り組み、家に帰ったら勉強の毎日でした。当時は一人では何も何も出来ないと思い込み将来の自分への不安や大学卒業後の国家試験(管理栄養士)のことで心が沈み、薬の大量摂取による自殺行為もありました。

大学4年になったころから過食の傾向が現れ始めました。
いつの頃からか大学での試験を頑張ったご褒美に美味しいものを1回だけ食べるというルールを自分の中で決めていました。はじめは1回・適量で済んでいましたが徐々に癖になり、回数と量が増えて行きました。

大学を卒業して就職し、大学4年間で常に抱えていた国家試験への悩みやプレッシャーから開放されたのと同時に今まで全神経を集中し取り組んできた勉学が消え、ピンと貼っていた糸が切れたみたいに自分の中で食べる事へのセーブが効かなくなりました。

仕事の後、コンビニや洋菓子店でケーキや菓子、おにぎりなどを購入し家に帰るまでの車の中で食べていました。家に帰った後はそのまま夕食を食べ、家族には見つかりたくないという思いから皆が寝静まった後食パンを見つからないように3、4枚食べる。

休の日には買い物に行くと嘘をつきスーパーやコンビにを渡り歩きました。
家族には隠れて食べていたつもりでしたが、私が急激に太り始めたこともあり、私が隠れて食パンや菓子類え食べていることに皆気づいていました。止まらない過食や太っていく自分が本当に嫌でした。この時体重は70kg近くまで増加していました。

こんな風になったのは仕事のせいだと決め付け、せっかくいい条件で就職した職場を辞めました。仕事を辞め、過食は止まりましたがそれは一時的なことですぐに再発。
以前ほど多くはありませんでしたが過食は続きました。

今度は何かきっかけがあれば過食は止まると考え、独り暮らしをするような環境に就職しました。初めは治まっていましたが、すぐに再発しました。独り暮らしで自由な分過食はエスカレートしました。家に帰るまでの車の中で菓子パンを3個食べ、途中のスーパーでチョコレート、スナック菓子、菓子パン、カップラーメンを買い、家で心おきなく食べるという日々が続きました。食べた後は強い自己嫌悪がありました。管理栄養士という立場からも自分が情けなくてしょうがなかったです。

何度も何度も止めようと思いましたが、過食→治まる→過食の繰り返しでした。

今日で止めようと思い、食糧をまとめてごみ収集場に捨て仕事に行った日のことです。
帰りに食べ物を買わないよう財布を家に置き、仕事場に向かいました。仕事場に行ってもやはり食べ物のことが頭から離れません。職場ではさずがに過食ができないので1日中我慢し、仕事が終わり、家に帰るとごみ収集日ではなかったため、朝出したごみ袋がまだ収集場に残っていました。その中から食べかけのスナック菓子や手をつけていない袋にはいったままのパンを部屋に持ち帰り食べていました。

常識では考えられない用意を食べるためなら平気でしていました。
一度過食に陥ると理性が働らかなくなります。
また、病識が薄いためいつかなにかのきっかけで治るのではないかと間違った思いが抜けません。
仕事も辞めなくて良かっただろうし、わざわざ独り暮らしを始めなくても良かっただろうと考えると私のこれまでの人生は過食に振り回されてっぱなしだなと振り返ることが出来ます。
理解してもらえないもどかしさから大好きな祖父にあたったり、嘘をついているのがすごく辛かったです。
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