忍者ブログ

摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

わずかな入院体験

43269  わずかな入院体験    2007/04/04 19:09
  女性 主婦 30歳 A型 北海道  
 あまり思い出さないようにしてたけど、最近になって色々な事が思い出されます。

過食嘔吐がはじまってすぐに両親にばれました。
私、銀行関係の仕事してました。不似合い?(笑)
両親は精神科に行くのが絶対必要と強調。
私の過食嘔吐を責める毎日。監視する毎日。
母が勝手に私の上司に電話して、私の過食嘔吐の話をしていた。
「精神科の通院が必要だから。でも退職したくないみたいだから、
会社で通院を認めてくれないだろうか?」と。。。
かなり、ショックだった。
隠してることなのに。なんで、他人にまでそんなにベラベラ喋るのっ?!
母は親戚の叔父、叔母、自分の友達にも
「この子、過食症だから。そして吐いてるから」ってベラベラ喋ってた。

会社の上司はいい人だったから、「気にせず仕事の合い間みて、通院しなさい」
と言ってくれた。でも、過食嘔吐についてはやはり偏見の目を強く感じた。
そんな環境で、会社に行くことにも引け目を感じた。
上司は気を使って「今日、病院の日だろ。言って来い」と言ってくれる。
家に帰ればカウセリングを受けてるのに症状が止まらない事を怒られる。
母同伴のカウセリングで、子供の頃の話がでると「何でも私のせいにするな!」と怒られる。

病院に行っても、いつも先生のことを
「この人も精神、病んでるんじゃないか?」って思っちゃうような先生だった。
でも常に『入院』を勧められた。
両親も「入院しろ」とうるさかった。私も、もう会社にいたくなかったし、
入院したら治るかも。と思い、退職して入院をした。
入院して、すぐ周りの患者さん達をみて、話して、
「この人たち、安定剤、眠剤を服用しすぎてラリってる」って思った。
私もラリっちゃうのかなぁって不安になった。
入院しても、先生も看護師さんも「食べ方」は教えてくれなかった。
それなのに、食事はほぼセルフサービス状態。
食べるのが怖いのにどうしろというのか。。。薬だけはお決まりに飲まされる。
入院はほぼ監禁状態に近いものがあり、先生との面会も毎日あるものではないと1日目から知った。
入院1日目から夜に別室から発狂が聞こえる。別室の人が徘徊して私の部屋に入ってくる。
怖かった。私がここにいるのは違う!!と思った。こんなんで治るわけがないと即座に思った。

母は気にして病院にきてくれるけど、何もわかってないから、なにかしら差し入れをもってくる。
「食べるの怖い」とも言えず、食べては吐き~。の繰り返し。
「病院で食べては寝てをしてたら太る!!」と思い、ベッド周りのカーテンを閉めっぱなしにして密かに筋トレしてた。

たった3日、されど3日。
私、3日目で入院生活限界になった。「もうここにいるのは嫌だ!」と母に訴え、無理やり退院した。
病院を出る際に先生に言われたことは、「あなたは治らない。」
私は「あなたは治してくれない」って思ってた。
無理やり退院したから、治っていないの当たり前。
でも入院してても絶対治ってなと思う。
父は母に「お前がコイツ(私のこと)の言うこと聞いて、退院させてきたから治らないんじゃないか!!」と責める。
母は私に「あんたは我儘すぎる。我慢がたりない。あんたのせいで、お父さんにこうやって言われる。」って言っていた。
自分でもどうしていいかわからない迷路にいた。
ただ、もう両親とはあまり関りたくなくなっていた。だから治ったふりを一生懸命しようとした。

病院の先生が言った「あなたは治らない」は現状としては、あっているけれど、
私はセンターに出会えたから「治せる」って思ってる!!目指すは完治だよ。
PR