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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

過食症になって

40107  過食症になって    2007/01/14 18:53
  女性 学生 21歳 AB型 広島県  

 過食症の一番の怖さは自暴自棄に陥ることです。
私の自暴自棄が一番ひどかったのは大学1年生のときでした。
そのころは、バイトとテニスの部活が忙しく、振り回されてい増した。
ストレスもたまり、大学に入ってから治まっていた過食嘔吐が再発しました。
部活も恋愛もうまくいかず、自分に自身を失い、さらに症状がひどくなりました。
その量と回数は、高校時代の2、3倍になっていました。精神も肉体もボロボロになったある日、
バイト先の店長に、「なつ(できる先輩)はもう社会に出れるが、お前はまだまだ社会にでれん。」
と、言われました。本当に些細な一言だったのですが、そのときの私は極度
のネガティブ人間だったので、ものすごく心に突き刺さりました。
その一言から自分を責めて、
「私はかわいくもないし、勉強もできない。テニスも別にうまくないし、性格
もよくない。おまけにバイトでも使い物にならない。なんて価値のない人間
なんだ。生きてる意味ないわ。本当に死んでしまったほうがいい人間なんや。」
と、とにかく自分を責めて責めて責めまくりました。
そうしたとき、目からは滝のように涙が流れ、おなかの奥の奥の奥の方から、
男の人の吠えるようなうめき声が沸き起こりました。
自分の意思とは裏腹に、その声を止めることができず、
私は、「うぉー、うぉー。」と叫び続けていました。
胸は張り裂けんばかりに苦しくて、息もできないほどでした。
私の中のインナーチャイルドが悶え苦しんでたんだと思います。
「やめてくれ~、やめてくれ~。」と言っているようでした。
そして、「殺さないで」と必死で生きようとしてたんだと思います。
その日のバイト先からの帰り道、バイクでどこかに突っ込もう、と思っていました。
吠える声も止められず、叫びながら帰ったのですが、突っ込んでも
死ねそうなところがなかったので、とりあえずは家に帰り着けました。
一晩中ないた末、体の水分も尽きたのか、ある意味真っ白な状態になりました。
死にたいという思いも消えていて、私はそこから、「やるしかない。」と思い、
一生懸命生きようと、決心しました。
この体験を通して、私は自暴自棄の怖さを実感しました。
自暴自棄は確実に人を死に追いやるということです。
でも、私の中のインナーチャイルドが教えてくれました。「もっと自分を愛して」と。
この体験後は、過食嘔吐をしても、決して自暴自棄だけには陥らないよ
うに気をつけています。
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