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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

20年間、過食嘔吐を病気だと思っていませんでした。

女性 主婦 46歳 B型

過食嘔吐を20年程前から発症し、時折症状が出ない時もありましたがほぼずっと続いています。


過食は病気かな?となんとなく思っていましたが、嘔吐は精神力の弱さだけかと思っており、自己鍛錬していればおさまると思っていました。
相談を受けて病気と気づき、しかも難病であると教えてもらいましたが、初めは受け止められませんでした。


振り返って過食の怖さをつづると、
●食べている時から吐き出す事を考え、味わって食べることはなく、味覚も衰えています。
食材本来の味や繊細な出汁の奥行きに特に鈍くなった感じです。
美味しいお店に連れて行ってもらっても、一緒に行った友達と同じように味わえなくなっている事に気づき、悲しかったです。
吐き続けていたからしょうがないか、とあきらめの気持ちになりました。
●疲れやすくなりました。
同じように行動している同世代の人よりも すぐ疲れが出てしまいます。
やりたい気持ちはあるのに体がしんどくてできない、やりたくない、と、ぐっと動けなくなりました。


大変だった事は、
●食べ物がたくさんないと不安で、夜中にコンビニのはしごをした。
常に過食できるだけのお菓子・パンやご飯がないと夜中でもコンビニへ買いに行きました。
ひどい時は同じコンビニで1日何回も買うのは怪しまれると思い、違うコンビニでまた買う、の繰り返しを一晩でしていました。
いくら安いものを買っても数が多いので、お給料がすぐなくなっていきました。
たくさん食べて吐いても、さらに5キロ太っていきました。
●吐きすぎて会社のトイレが詰まって、私の吐いた物があふれた事がありました。
恥ずかしくて会社で言ってませんでしたが、そのトイレを使っているのは殆ど私だったので、バレていたのではないでしょうか。


辛かった事は、
●過食嘔吐の後は自己嫌悪に陥り、鬱っぽくなります。
今思えば鬱病で診察受けていたのは過食症の合併症だったのかもしれません。
●隠れて嘔吐しているので、夫に隠し事をしていて辛いです。
●夫が頑張って稼いでくれたお金で美味しい食事を作ってくれても吐き出してしまうので、申し訳なくて罪悪感で辛いです。
「ああ、これは吐き出すために食べてるんだなぁ、またか、いけないなぁ、精神力が弱くて人としてアカンなぁ~、生きてる資格ないんちゃうん?」と責めています。それでも繰り返される過食嘔吐は止まることはありません。


嫌だったことは、
●口臭が気になります。
●すぐにしんどくなるので、仕事にヤル気がないように見られるのが嫌でした。


悲しかったことは、
●トイレで嘔吐するのが悲しいです。
食べてすぐ吐き出したくなるので、美味しい食材や高級な食材を使った料理を自ら体に入れられない自分が悲しいです。


今治さなかったら、
●もっと疲れやすくなり、若くして寝たきりになりそうです。
歯も溶けて入れ歯になり(今は奥歯が虫歯の原因で入れ歯)ますます美味しく食べられなくなるでしょう。
●寝たきりになってしまったら夫に負担をかけるし経済的にも医療費で圧迫されるでしょう。
●自暴自棄の期間が増えて、常に鬱状態になります。
●過食症が周囲に知られ、軽蔑されそうです。


家族の無理解について。
怒られたり軽蔑されそうで、家族には誰一人として打ち明けていません。


不倫について。
今思えば過食嘔吐が引き金になったのかもしれません。


症状も少なく病気だとも思っていなかった20年前から、あっという間でした。
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