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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

犯罪と借金地獄

女性 無職 24歳 京都府

過食症になって14年、うち過食嘔吐が12年。
センターに出会う直前まで病気ときちんと向き合わなかった私が陥った、犯罪・借金地獄の現実。

初めてお金を盗んだのは高校生の時、過食嘔吐はかなり酷くなっており、家にある食べ物では足りなくなっていました。
家族の前で過食すると怒られるので、何度もお小遣い(2000円~3000円位)を貰っては菓子パンやお菓子を買い込み、隠れて食べては吐いていました。
そのうちそのお小遣いでは足りなくなり、とうとう私は家族の財布からお金を盗むようになってしまったのです。
最初は小銭だけ‥そのうち1000円‥2000円‥と増えていきました。
そのお金で食べ物を買い、捨てるように吐く。

犯罪者の自分、食べ物やお金を捨てる自分、過食しか考えられない自分、治そうとしない自分、勉強が出来ない自分、友人が離れていった自分、惨めに太った自分、家族と上手くいかない自分‥もう何もかも全てが嫌で嫌で仕方なく、学校も行くふりをして休んでは過食し、『自分なんか消えればいい』と思っていました。

大学生になって京都に出てきたのは、自分を変える為でした。
しかし、それまでの状態で一人で上手くいくわけがなかったのです。

教材や課題制作費用と嘘をついては親や祖母に仕送りをして貰いました。
学費だけで1000万以上、教材や課題費用でもかなりの額を使い、騙して貰った過食費用は‥一体何百万になっていたでしょうか。想像もつきません。

それでも足りない私はクレジットカードを作り、借金をするようになりました。
カードは怖いですよ。実際に現金が減っていくのを目の当たりにせず買い物ができたり、稼いでもいないお金が元々持っていた自分のお金のように一瞬で手に入ったりするんですから。
一体自分がどれだけお金を使っているのかなんて、その時は分かったものじゃないんです。

そして、明細書を見た時に改めて気付くのです。
学生でお金の無い私は、その支払いの為に家族からお金を騙し取り、母は学費や仕送りの為に借金をするようになり、祖母は貯金を切り崩し続けました。

初めのうちはそれなりにやっていましたが、お金が無くなって借金が増える度に、家族間はギスギスし家の中は荒れていきました。
そんな状態を感じながら、京都で一人自分を責め続け、過食嘔吐は悪化していきました。
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