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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

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正直に生きられない

幸せに生きるために、大切なことってなんでしょうか。

こころが病めば、どんなに物質的に、環境的にめぐまれていても、
幸せを感じるのは難しいのではないでしょうか。


(以下相談者の体験談です)
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女性 学生 17歳 山口県

過食症になってまず影響が出たのは、こころです。

なにかを貪っている自分を家族でさえにも見られたくなくて、家の中なのにコソコソすることが増えた。
学校に行くと、まだ太ってなかったのに太った気がして、太ってない振りをする。

格好悪い。
今思いおこしてみるとこんな格好悪くなってたんじゃ自分;;

次に、過食症になってあたしは体重が1年で10キロ増えた。
ちなみに16歳のときと比べて10キロ増えただけで、もっと言うと、最小だった15歳の時と比べて14キロ増えました。

嘘じゃありません。

本当はもっと増えていたかも知れない。
過食症になったばかりの頃は嘔吐もしていたから。嘔吐していたから14キロで止まってると思うと、心底恐ろしくなります。

もし過食のみだったら、20キロ近く増えてたかもしれない。
自分で書いていて恐いです。情けないです。悲しいです。でも真実です。

以前は「細いね~」って羨ましがられる自分の体に自信があった。
でも今は、、、標準を上回る体重。

体重が増えた所為で運動する気力もなくなった。悪循環でさらに体重増加。
毎日腹回りのスカートの感覚が気になる。窮屈に感じる。

ガラス窓に映る自分の姿を見て自己暗示的に細いと思う。
自分の目からみたわたしと、他人の目からみたわたしは果たして同じだろうか?
もしかすると他人の目から見たら全然細くないかも知れない。
「●●ちゃん、前はあんなに細かったのに、今なんかそうでもなくない?」
そう思われるのが嫌だ。

足が細いとか、そうゆうことばっかり気にする周りの友達がすごく嫌に感じる。
(今も嫌悪感があります)
姿を見られたくなくて、過食の翌日は口実を作って学校を休むようになった。
中学のときは皆勤賞を狙うような人間だったのに。
(今も一応は皆勤賞をとりたいって気持ちはある)

でも、休んだら過食しなくなるわけじゃなかった。
休んだその日ずっと過食する。どんどん学校に行けなくなる。

親も友達も先生も、みんなを騙して学校を休む。
今すごく辛くなりました。

正直に生きられなくなっている自分に気づいた。

いやだ。そんなのいやだ。いやだ。
なのに自分では止められないし、それどころかどんどん深みにはまっていく。
麻痺してる感覚にも陥った。

あーもう何もしたくない。無気力人間になる。
食べるのは楽しいけど、見返りは辛いことばかり。

決して明るい未来なんかじゃない。
何度もトイレで「助けて」て泣きながら叫んだ。
泣きながら「お母さん」て仕事で家に居ないお母さんを呼んだ。

もうあんな辛いこと繰り返したくないです。

過食症になって、わたしは自分への自信を一気に失いました。
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