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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

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過食症で1700万円

過食症は、年と共に量や回数が増加する傾向があります。

量や回数が増加する傾向がある ということは、あなたの心や体にかかる負担も大きくなる可能性があるということ。

しかも、大きくなるのは心身の負担だけではありません。
実は、過食症はとってもお金がかかる病気なのです。

食べ物を買うお金。
嘔吐で溶けてしまった歯や、止まった生理を回復させるための治療費。
働くことが出来ずに失う経済的な損失を入れるとその金額は生涯で数千万に及ぶこともあります。

あなたは今まで、どれくらいのお金を使ってきましたか。

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病気で使ったお金は1700万円以上
女性 学生 23歳 ヨーロッパ

こんばんは
この無料相談を受けるまで過食嘔吐の怖さを意識しないようにして来たのだけど、しっかりと自覚することで過食嘔吐の恐ろしさが理解できるようになって来ました。
私の体験した過食嘔吐の危険性をみんなに知ってほしいなと思い、書き込みしますね。

私が過食嘔吐を患うようになったのは15歳。2年間の拒食症の反動がきっかけでした。
その時は反動の過食だけで、半年間で23㎏体重が増えました。

高校に入ってまもなく、パチンパチンの自分の体型を受け入れられなかったこと、友達との関係に悩みだしたこと、選抜クラスの生き残りをかけた勉強のストレスを境に、嘔吐の症状が自然と出るようになりました。
学校を早退して、コンビニを7~10件はしごして、袋いっぱいお菓子を買い込みました。
家族に隠れて部屋に鍵をかけ、バケツに戻していました。そして隠れてトイレに流す。
これを毎日1回行うことで、なんとか正気を保っていました。

だけどね、私の食べ吐きはだんだん「うまく」なって来て、いつの間にか簡単に吐けるようになってしまった。
吐くのに1分もかかりません。

すると、あまり嘔吐の苦しさを味わうことなく過食が出来てしまい、過食嘔吐が依存化、常習化していくんです。
1日1回だった過食嘔吐は、2年間で2回に増え、3、4、5、6回にまで増えていきました。
1日も欠かしたことはありません。

過食嘔吐2年間で、生まれてから大切に貯めて来たお小遣いやお年玉、両親がお嫁に と積んでくれた貯金の全額を使い果たしました。
それでも足らずに、おばあちゃんが100万円くれたこともありました。
半年ももちませんでした。

おばあちゃんにもらい、お母さんにもらい、それを何度繰り返したことでしょう。
大学に入る頃までに、3~4回は50万円、100万円単位で家族にお金をもらいました。
そうしないと生きれなかった。
罪悪感と死にたい思いで、またもらったお金を過食嘔吐に回す、そんなループにはまっていったのを覚えています。

もちろん自分でも身を粉にして働きました。
大学に入っても、学校、バイトと過食嘔吐の往復。
1ヶ月16万円アルバイトで稼いだこともあったけど、そんなの20日で使い果たしました。
この頃には私の過食嘔吐は1日6~10回、費用は1日6000~7000円でした。

大学3年生に入り本格的に自分と向き合い始めてからは、症状はさらに悪化しました。
一番酷い時には、1日の過食嘔吐の回数は15~20回、費用は1日10000円~20000円でした。
1日2万円は、2日にいっぺんの割合でありました。
とにかく目覚めた瞬間から過食嘔吐、寝る直前まで過食嘔吐していました。
そんな生活ですから、お金はどんどんなくなります。3か月で100万円をいとも簡単に使い果たし、何度も親に「ごめんなさい」と泣きながら何度も事情を説明してお金をもらいました。
カウンセリングをしてでさえそういう状況でした。

今はカウンセリングのおかげでだんだん自分らしさを取り戻せるようになりましたが、今でも私の過食嘔吐の症状は1日5~10回、もしくはそれ以上出ています。
過食の費用も毎日5000円~9000円、バカになりません。

今まで怖すぎて、自分の使ってきたお金を計算してきたことなんてありませんでした。
だってそれは、おばあちゃんがパンツ1つ買わず、破れたパンツを縫い合わせて何年も使って来た大切なお金、お母さんやお父さんが私たち子供の将来のためにと毎日貯め続けてきてくれたお金なんです。
おばあちゃんに関しては決して自分は贅沢をせず、私たちの幸せだけを願ってくれているような素晴らしい人です。

それでも、私のこれまで使って来たお金は、8年間で1700万円を超えていました。
それを、特にここ数年だけで使っているんです。
何度震える手で家族に札束をもらったことでしょう。

それでも私の家族は「幸せのためだからね、悪いなんて思わなくていいんだよ」っていつも見守ってくれています。

みんなを驚かすつもりはないけれど、こんな風にみんなにはなってほしくはないな。
私は、摂食障害を10年やっただけで、ここまで酷くなったからこそ言えることです。
見たくないものでも、見なきゃいけない真実もあるからね。

中には「吐きたい!太りたくない!」と、吐ければなんとかなると思っているような人もいて、私は悲しくなるんだ。
ここにいるみんなは違うと思うけれど、過食嘔吐は吐けるからこそどんどん悪化していく病気なんだよ。
私たちを癒してくれていると思ったら間違いだった。
癒してくれていると思わせつつ、私たちの身体も心もボロボロにし、大切な家族までも破滅に導く、破壊的な病気なんだよ。
そして正しい導きがない限り、私は過食嘔吐から永久に抜け出すことが出来ないと思う。意志の力ではどうにもならない病気。依存性の高い病気。
だからこそ過食嘔吐症に起こりうる危険性を、私の経験を通じて少しでも気付いてもらえればいいなと思いました。

私はもうこれ以上自分を破壊する方向にもっていきたくないよ!
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