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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

点滴のカロリー

女性 北海道札幌市 22歳 学生

現在だけでなく、9年前に拒食症になって起きた身体の異変についてまず書きます。
嘔吐を続けるということが、体をどう変えてしまうか、過食嘔吐を続けても同じことが起きるからです。

まず、キリキリ、キュウ~っと、何もしていない時にも胃が痛くなりました。
血でも出てるんじゃないかと思うくらい。
食べ物が詰まってるように喉が苦しい。
頭では食べたい、けどお腹がすくという感覚が何なのかわからない、自分は空腹なのか満腹なのかわからない。

食欲って何?
空腹って何?
食べるって何??
自分は今食べるべきなの?
食べない方がいいの?
どっちが体にいいの?

って、例えダイエットうんぬんじゃなくて健康に食べれるようになりたいと思っても、どうすればいいのかわからない。

カロリー制限内のOK量を食べて、これは吐かなくても大丈夫、なもののはずなのに胃は受け付けてくれません。
自然と戻ってきてしまいます。
もしくは吐かないと気持ち悪くて結局吐いてしまいます。

胃が空っぽでやっと安心。
けど、喉の苦しさは消えない。胃は痛い。

こうなってくるとビスケット一枚胃に入っていても同じ現象。
もう何も食べられなくなってしまい、めまいがしてフラフラ、体に力も入らない、肋骨がどんどん出てくる。最後は点滴しかありませんでした。
けど点滴のカロリーを気にして(点滴にカロリーなんてあるのか?!カロリーどころじゃないだろ、栄養が必要なんだよ!)、最初は拒否しました。

針先から体内に侵入してくる脂肪の素、としかとらえられず、その液体に嫌悪感しか覚えられず…針を勝手に抜いて走って逃げないと太ってしまう、嫌だ…!病院は太らされるから治ったフリをしてでも病院にはもう来ちゃいけない!と思いました。
やっぱり太ることが怖いのを自覚して、ますます食べ物に嫌悪感を持つようになりました。
胃に入るあらゆるものを、体がすごい勢いで脂肪に変えていくような気持ちを感じたからです。
…本当に、死んでしまう所でした。9年前です。

これって例えあの時40キロになってもやっぱり38キロを目指してったんじゃないかなと思います。(現に今回目標体重の42キロになっても、維持のために私は40キロを目指しかけていました。)
どれだけ細くなって自覚しても、維持するためにさらに落とさないと満足できない!…の繰り返しです。


そして、結局、健康的ダイエットどころか、当時襲ってきたのは過食です。
嘔吐はもうしたくない。となると寝ない!しかありません。朝まで勉強しながら食べ続けたり、または朝食に大量に食べてその後何も食べない、など…。
そんなことをしてたので極端に太りはせず周りは気付かなかったけど(食べるようになって親も安心の一心)、それでも2,3キロは戻りました。

…ああ、痩せなきゃ、戻らなきゃ…、、、でその後数年結局ダイエットは終わらないまま去年まで至ります。
ダイエットは明日から~で過食、ダイエット、過食、を繰り返しながら…。

現在過食嘔吐で、胃は9年前と同じことが起き始めています。
体のためだから、昨日はがんばって食べましたが体は食べ物を受けつけなくなってきてます。
これは危ない!頑張って、体を回復させなきゃ!

それと、虫歯が出来て治療中です。
白い綺麗な歯ばかりだったのに、見えるところに大きな銀歯がつくことになります…本当に後悔。
気がつけば歯も前みたくツルツルじゃなく、なんだかキシキシ。
鏡を見ると前歯の先が薄くなった気が。胃液の成分は強塩酸だとか。
歯のエナメル質を溶かすんですよね。。
嘔吐で胃液が口の中にあるのと、強塩酸のボトルを飲むのと、何が違うんだ?
嘔吐するって危険だ!と痛感しました。

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