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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

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発症から30年経ち、毎晩の過食嘔吐は、歯を磨く感覚と同じ日課に・・・

女性 43歳 A型 奈良県

『過食症』 最初のきっかけは14歳、当時は運動量も多く痩せの大食いだった。
高校に入り、男子の視線を気にするようになり 晩御飯抜きダイエットをした。
その反動で過食。安易に吐いてみたらすんなり吐けてしまい、そこから過食嘔吐がはじまった。

田舎の家でトイレは水洗でなかったので、自分の部屋にこもってスーパーのレジ袋に吐き翌朝、家からすぐの川に流した。
捨て忘れて親に見つかり、叱られたこともあったが、隠れて続けていた。
当時は毎日ではなく、カレーとかシチューとか、大好きなものが我慢できなくてしていたように思う。
でも、部屋でレジ袋に吐く自分はみじめで情けなかった。

大学、就職と親元を離れ独り暮らし、大学の時は、女子寮だったので友達と毎日入り浸りでお菓子を食べたり、晩御飯を食べ、隠れてトイレで吐いた。

このころも無理なダイエットをした。
朝、食パン1枚と目玉焼きを友人と食べる。
バイトに行き、缶コーヒー1本とおにぎり1個をお昼と夜2回に分けて食べるだけ。
3カ月で12キロ痩せたが、お風呂で鼻血が出てヤバイと思ってダイエットを緩めた。

そのころから下剤も飲み始めた。吐けないときは下剤で出せばよい。

就職してからも 過食嘔吐、下剤乱用。

帰り道に、半額のお弁当やパンをお金の許す限り買った。お金が足りなくなり夜、水商売もやった。
昼の仕事に影響が出て、憧れの仕事の面接に寝坊して行けず諦めた事もあった。

休みの日は朝から晩まで、吐いて食べて、吐いて食べて。なんでも良かった。
そうめんを大量にゆでて、塩、マヨネーズ、ソース、味を変えて詰め込んでは吐いた。

痔もひどく、手術した。
それから、なんとか下剤は飲まなくなったが、何年も何年も、ほぼ毎日夕食に過食嘔吐をし続けて、現在に至ります。
結婚し色々なストレスから心療内科に行き、過食嘔吐のことも相談したが、ただただ話をするだけのカウンセリングに手ごたえを感じず、2年でやめた。
このころ、よくカウンセリングの先生に言っていた。

「私にとって毎晩の過食嘔吐は、1日の最後に歯を磨く感覚と同じ日課の1つのようになっている」

普通食嘔吐の時期もあったが、現在は、始めたころに比べたら軽く3倍は食べて吐いています。
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