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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

この子のために

「子供のためなら過食嘔吐もやめられる!」

そんな風に思ったことはありませんか。

どんなに子供を愛していても、大好きでも、それでも過食がやめられない辛さ
経験したことはありますか。

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女性 主婦 34歳 O型 長野県

元から太りすぎで高校生には80㌔になっていました。
そこからの無理なダイエットと友達からの『吐けば良いんだよ』の言葉が私の過食嘔吐が始まりました。

結婚して三年。今子供は二歳です。
私も結婚したら…子供が出来たら…止められる…そんな安易な考えでした。

結婚して仕事を辞めてすぐに子供が出来た。嬉しくて幸せで夫と心から喜んだ。
その反面『これで過食嘔吐も止められる』とも喜んだ。

でも妊娠が症状を悪化させてそれが当たり前になって悪気さえもたなかった。
最初は悪阻で気持ち悪くて食べられなくてほとんど食べられなかった。

でも悪阻が終わった途端待っていたのは過食嘔吐の毎日だった。

夫が仕事に出かけて帰るまで毎日色々な店を巡って食べて吐いてを繰り返して
毎日お腹が張ってトイレで『ごめんね』言いながら泣いていました。

でも次の日には何処の店行って何食べようしか考えてなかった。
独身時代に貯めた貯金も全て過食嘔吐に消えた。

夫にもまだ悪阻があると言えば疑われなかった。
検診でも体重は5㌔弱しか増えなかったが浮腫と尿タンパクは必ず+でいつも注意を受けていた。

予定日になっても生まれず10日後誘発入院が決定。
入院の前の日までこれで妊婦で店巡り最後の虚しさで一番酷い過食嘔吐をした。

入院してやっと三日かかって産まれた娘は臍の緒が何重にも巻かれて羊水を飲んでいたり…
何より10日も過ぎていたのに2600㌘しかなかった。

だからすぐに抱く事は出来ず処置して保育器に入れられてしまった。
産まれてきてくれた喜びとごめんねの気持ちで涙が溢れて止まらなかった。

もう過食嘔吐を止めようと決めた瞬間だった。
でもそれは入院中だけだった。

実家に帰ったら親が母乳の為に食べろ食べろで体型が気になりやっぱり吐いた。
でもすぐお腹が空きまた食べるを繰り返していた。

親にたまに預けて車でコンビニ巡りして食べて吐くを繰り返した。一回親に見つかり泣かれた。
『意思が弱い!子供に申し訳なくないのか』と。

でも余計にストレスで過食嘔吐を繰り返した。

家に帰っても子供が寝てるのを見計らってお店に走り菓子パンやら
すぐ食べられる物を沢山買ってすぐ食べて吐いてを何度も繰り返した。

でもこれではだめだと思い夫に症状を打ち明けて心療内科き通い始めた。
でも『過食嘔吐はストレスのおまけ。歳をとればなくなる』と言われて
今も通っているが精神安定剤しか出してもらえず飲んでいますが全く過食嘔吐は治らず。

子供にも沢山あたりました。
沢山食べたくて吐きたくてでも時間もとれず何度も怒鳴り叩いたり無視したり…酷い母親。

沢山食べて動けなくて子供とも遊べず可愛そうな事を何度もした。
作るのもめんどうで子供にも同じ様に菓子パンを与えて甘い物ばかり与えて良くない事をした。

トイレにもついてくるようになり吐く時は戸を閉めて泣きじゃくる子供に私もトイレの中で泣いた。
あまりにもついてくるので吐いてるのを見せた事もある。

こんな自分が嫌いで大嫌いで子供にとって母親でいる事も嫌になった。
でもそんな私にママ、ママと来てくれる娘が大好きで今のままではだめだと実感しこの子の為に絶対治したい!!

そしてこの子にも兄弟を作ってあげたい。
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