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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

過食嘔吐、それでも楽しい?

自分の体を、心を傷つけてきた摂食障害。

「治したい!」と思えた時、それが一番早く回復できるチャンスかもしれません。

(以下相談者の方の体験談です)
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女性 主婦 25歳

始めは過食嘔吐が大好きだった。
こんなに美味しいものを好きなだけ食べて太らないなんて私はなんて素晴らしい力を手に入れたんだろう!って思っていた。

仲間うちでも、『細いのに凄い食べるギャル曽根みたいな面白い子がいる』って人気になって友達も増えたし話題も増えた。

凄く年上の姉がいる私は幼い頃から姉の真似をして、ダイエットをしたり、サプリを飲んだり、美容のことを気にしていて、ここに来て初めて思い出したんだけど小学6年の時に初めて過食嘔吐をしていたし、小学4年の時には痩せる効果があるからって苦しすぎて胃が痙攣して吐き戻すくらいに濃く入れた烏龍茶や緑茶を一日2リットル以上無理矢理飲んでいたのを思い出した。

他にもクリスマスやお正月で、ご馳走がある日の3日前から絶食を初めて、当日イッパイ食べても太らないようにプラス、マイナスを調整していた。

今、私は過食嘔吐に悩んでいるけど、元を辿ればこんなにも前から異常な行動は始まっていたんだってここに来て初めて気付いた。

幼い自分が必死にそんなことをしているのを思い出して辛くなった。

ちなみに、お茶や絶食のち過食は、高校卒業後に始まった本格過食嘔吐開始まで続いた。
中学の時はお茶等にプラスして下剤も使っていた。

今、書いていて怖い…

私、こんなにも自分を傷めていたなんてここに来るまで気づかなかった。
私の病気は過食嘔吐だけだと思ってた…
よくぞ今まで、無事に生きて子供まで産めてる…

過食嘔吐の話しに戻るけど始めは楽しかった。
でも次第に増えていく異常な食への執着。
何をするのも後回しで過食嘔吐のことしか頭に無い生活にあっと言う間に染まって行った。
その頃には、このままではダメになるって思いやっと気付いた。
でももう遅かった。

過食嘔吐は癖になって私の日課になっていた。
やらないと気が済まなくなっていて過食嘔吐をするためには全てを犠牲にした。
寝る時間も仲間との時間も彼氏との時間も家族との時間も。

その頃母親が病気になって側にいてあげなきゃだったのに私は部屋にこもって過食嘔吐をしていて、気付くと母親が冷たい台所で何時間も倒れていることもあった。

彼氏とは八ヶ月も会わないこともあった。
彼氏の腕にタバコの焼きをいれたり私の苛立ちを全面にぶつけて傷つけまくった日々。

仲間との約束を過食嘔吐のせいで何度も守れなかった。
遊んでる最中に早く帰って過食嘔吐したいって思って嘘ついて帰ることもたくさんあった。

会社もそう。
過食嘔吐したいが為に早退した。

眠くて疲れていて休みたいのに、体重が過食前に戻らないからって寝ずに吐き続けた夜。
血を吐いて恐ろしくなった夜。
喉が焼けるように痛くて胃も痛くて、頭も痛くて死ぬんじゃないかって思った夜。
食べ物を買うお金がなくなって両親から何度もお金を盗んだ。

そんな思いをしても、私の楽しみは過食嘔吐だった。
ストレス発散も過食嘔吐だった。
どんなに辛くても苦しくてもやめられなくなってた。

去年、急に父が死に過食嘔吐になってなかったらもっと父との時間がたくさんあったんじゃないかと父を大切に出来たんでは無いかと思う。

母も病気が1番大変な時に何にも力になってあげることが出来なかったことが本当に辛い。

当時の彼氏は今、私の旦那です。
昔、傷つけすぎた分今大切にしてあげて私と結婚して良かったと思ってほしい。

もう戻らないこともあるけど、私は自分と回りをボロボロにしながらも今運よく生きているから。
ここに今出会えたことがラッキーでチャンスだと思うから。
負けないで私は摂食障害を克服します。
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