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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

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子どもは見ていた

就職したら

結婚したら

妊娠したら

環境が変われば、摂食障害は治るのでしょうか。

(以下相談者の方の体験談です)
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女性 主婦 29歳 神奈川県

私の摂食障害がはじまったのは今から10年前、まだ専門学生の頃でした。
きっかけは夏休みグータラな生活を送って昼夜逆転し、夕飯しか食べない日が1ヶ月ほど続いたことでした。

もともと高校卒業から徐々に体重が増え(過食とかはでなく)62キロまで増えてしまいました。
洋服を買いに行っても合うサイズがなかったり、お洒落したくても出来なくて痩せなきゃなぁと思ってたけどそこまで本気でやろうとは思ってなかった気がします。

でも夏休みわざとやったわけではないけどそんな生活をしたことで5~6キロ体重が減り、そこからダイエットするようになりました。

きっかけがそうだったから『食べなきゃ痩せる』と思ってご飯の量や内容が減っていき、初めはむしろ拒食チックでした。

それでも体重は順調に減って私は嬉しくなりました。
好きな服も着れるし、好きになってくれる彼氏もできた。みんなから痩せて羨ましいと誉められる。

でもずっと食べることを我慢し続けるなんて出来るはずもなく、ある日飲み会で思いっきり食べてしまいました。
でも、飲みすぎたこともあり吐いてしまい、次の日体重を測ると体重が減っていました。

食べても吐けば太らない。
そう思ったことで今まで食べたくても我慢していたという糸が切れた気がしました。

でも初めは吐くのも苦しかったし、飲み会とか食べ過ぎた時だけで、多くても月3~4回だったと思います。
で、それ以外は量を少なめに食べていました。

でも、吐いてしまえば太らないという気持ちが大きくなり、気付いたときには毎日1回は吐くようになっていました。
そんな中でもこれは病気だとはっきり理解していて、このままでは良くないとわかっていました。

でも好きなものをいっぱい食べられるっていう誘惑に勝つことができず、しまいには毎日3回の過食嘔吐になっていました。
その頃にはもう下腹部を少し押せば指を使わなくても簡単に音を出さずに吐くことが出来るようになり、いつでもどこでも吐くことが出来るようにっていました。

そのうち何を食べてもどうせ吐いてしまうからと、スパゲティに塩だけかけて食べたり、大量に食べて吐いて苦しいのに胃が空になるとまた食べる事を繰返し、吐く度に自己嫌悪に陥りもうやめようと思うけど、次の食事の時にはもう歯止めが効きませんでした。

多いときで一日5千円ぐらい過食に費やしていました。

就職したら…結婚したら…と環境が変われば辞められるはずって思ってきたけど、結局やめられず…。
妊娠中でさえ量こそ減ったけど過食嘔吐は続いていました。

子どもを産んでも過食嘔吐は変わらず、一日3回+間食したらその後も吐いていました。
その当時まだ6ヶ月ぐらいの子どもは私の食べる姿をずっと見ていました。

食べ物がなくなると寝てる子どもを起こし車に乗せ買い物に行っていました。
嘔吐してるとき子どもが泣いててもほったらかしにしてしまったこともありました。

子どもが10ヶ月になった頃旦那さんの実家に引っ越し同居を初め、他の人が家にいることが多くなってから過食する時間も場所も少なくなり、以前ほど量は食べなくなりました。
でも相変わらず一日3回+間食後の普通食(1.5人前ぐらい)嘔吐は続いています。

今1才の子どもはとてもよく食べる子になりました。
他の人に『両親がよく食べるからやっぱり子どももよく食べるね~』と言われるとドキッとします。

この子もこのままいくといつか世代間連鎖が起きてしまうのではないか…。
私の過食している姿をみていたのだから。

こうして書いていくと今は当初から90倍に過食嘔吐が増えているのだと改めて恐ろしい気持ちになります。
今やめなければ10年後、いやもっと早い段階で1日6回に増えるかもしれません。

子どものためにも本当に完治したい。

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