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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

過食症がどんなに残酷な病気か

29753  過食症がどんなに残酷な病気か    2006/05/21 21:10   女性 会社員 28歳 O型 神奈川県  
 
 過食嘔吐9年の私が書けるだけ書いてみようと思います。
  
まず 何といっても 年々増えたり減ったりを繰り返しながら増えていく病気だということ。経年増加といいます。

○19歳の頃過食嘔吐を覚え、その当時の頻度は週に2-3回、金額も500-800円程度。
 3年後、22歳の時 一瞬(2ヶ月ほど)一日中になり、一日一万円以上使う日も。9年目の今も、センターで随分回復したけど、9年前と同じ内容では絶対に満足できない。
  
○過食衝動は、時と所を選ばず起こってくるので、旅行中であっても過食嘔吐は止められないことが多い。誰かと一緒に行動している時に、過食衝動が起こると、一人にして欲しくてイライラしてしょうがない。(これは~出来ないだろう、というような状況でも止められない。 我慢して止めると、可能になった瞬間からタガが外れたようになる)
 21歳の時、海外旅行中4日間 嘔吐なしで過ごしたら、帰ってきてから1週間は、過食のことしか頭にない状態になった。いや帰りの飛行機の中でもうめちゃくちゃ食べてた。
出張に朝一の飛行機で出かけなければならない日の深夜に準備をしなければいけないのに過食嘔吐してしまい、なんて不便な病気なんだろう、と思った。
  
○吐けないOR吐き切れないと、どんどん体重が増えてしまうこと。
 過食症になる人は、決まって「誰からも好かれたい」という性格を持つのに、これは耐え難い。
  
○「誰からも好かれたい」ので、たいていの過食症人は「頑張りや」で「努力家」で「世話好き」(そうじゃない子は見たことがない)でも、過食に使われる(使わざるを得ない)時間・お金・体力は年々増えていき、「頑張る」ことも「努力」することも「誰かの面倒を見る」余裕もなくなっていく。
  
○過食費だけに、月に何万円も使うことが普通になってしまう。
  
○過食の時間がどうしても必要になるので、過食にかかる時間が一日2時間だと、一日が22時間なのと一緒になってしまう。睡眠時間が少なくても身体がもつ20代前半はヘーキでいられることが多い。(私の場合)27歳になると、平日フルタイムで働きながら過食嘔吐に3~4時間も使うのは、生活破綻寸前だった。
 
そして 増え続ける症状におそろしくなり、センターに相談。悪習でも趣味でもなんでもなく、心の病気ということを知る。
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