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摂食障害(過食症・過食嘔吐)無料相談 本当は怖い過食症ブログ

本当は怖い過食症

【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。

失ったもの~流産の時も止まらない過食嘔吐~

過食症になって失ったものの数々。

自分のお腹に宿った命まで失ってしまった方もいます。

こんな辛い経験をする方がこれ以上増えませんように。

(以下相談者の体験談です)
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女性 会社員 29歳 愛媛県

過食嘔吐が発症して10年、この病気になって失ったものは沢山ありますが、
その中でも一番後悔したのは昨年の流産でした。

妊娠まで1年、これ自体過食嘔吐が原因と思いますが、
黄体機能不全という不妊につながる病気で
不妊治療に近いことをしてきて、やっと妊娠できたことがわかったときは
「こんな私でも」とすごく嬉しかったです。

そのときのことをお話します。

5週、6週、7週と、検診のたびに少しずつ大きくなる様子を見ながら
医師からは順調と言われ、
相変わらず毎日3~5回の過食嘔吐を続けながらも、
「心拍さえ確認できれば安心できる」とタカをくくっていました。

7週で心拍が確認できたとき「これで安心」と思い、職場にも報告。

同僚や上司にも祝福の言葉をもらい、幸せをかみしめていました。

翌日検診の日でワクワクしながら内診台に座ったところ
「?なんか違う」と思った瞬間、先生に
「・・・ちょっと旦那さんを呼んできてください」と言われました。

一瞬で事態はわかりましたが、改めて夫と一緒に「実は今回・・・」と
流産の宣告を受けました。

何がなんだかわからないまま、口が勝手に
「あ、大丈夫です。よくあるって聞いてるんで」と言いましたが、
座っていた椅子から立ち上がる時、
目は開けているのに目の前が真っ白になって何も見えなくなり、
その場に座り込んでしまいました。(貧血だったみたいです。)

泣きながら上司に電話で報告し、
次の日から2週間は毎日泣いて過ごしていました。
(会社に行っても勝手に涙が出てトイレで泣く日もありました)

7週の心拍確認後の繋留流産。
初期の流産自体はよくあることらしいですが、
心拍確認後の流産率は低く母体に原因があることが多いそうです。

体に気をつけて生活していれば、
「できるだけのことはやった」と思えますが、
私の場合は毎日過食嘔吐をしていたので、
それが原因としか思えませんでした。

「きちんと生活できていればちゃんと育てられたかもしれない」
という後悔がまだぬぐえません。

でも、告知を受けた日も、手術の日も、こんなに泣いて後悔しても
過食嘔吐は一昨日まで毎日ずっと続いていました。


あれから5ヶ月、今また新しい命を授かりました。
あの後悔はもう絶対に繰り返したくありません。

本気でそう考え、相談して4回目。
過食嘔吐ストップ2日目が終わろうとしています。

長い文章を読んでいただいてありがとうございます。

これから妊娠しようとされている方や、
妊娠している方にも私と同じ後悔をしないためにも、
皆で治していけたらいいな、と思います。

今、こんなに自然に衝動が起こっていないのはすごく不思議です。
本当に皆さんのおかげです。
本当に本当に、ありがとうございます。
このままずっと治りますように・・・。

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