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【ダイエット・摂食障害・拒食症・過食嘔吐の体験談ブログ】 摂食障害(拒食症、過食症、過食嘔吐、下剤乱用、チューイング・噛み吐き)は、本人が思っている以上に心と体を蝕む怖い病気です。 まずは過食症の本当の恐ろしさ、大変さを理解すること。 それが治すための第一歩です。 無料相談が出来るサイトも紹介しています。
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女性 学生 22歳 O型 広島県
過食嘔吐歴7年 1日3~4回 2~3時間
私は、過食嘔吐をしているとき、本音は、「あぁ、幸せ」って思う時間のほうが多いのです。
では、それならここに参加しなくてもいいじゃないかって、真剣じゃないじゃないかと思われるかもしれません。
しかし、幸せの代償が私と家族、好きな人の人生という、取り返しのつかないほどの広範囲におよび、私だけですむもんだいではないことを直視しなくてはとおもったからです。
また、幸せもつかの間、現実に戻ると、その高低差がはげしく、生きているのがいやになりました。
人は、やはり、辛く悲しいことも、楽しく幸せなことも、どちらが大きすぎても自分の負担になる方が多いのです。
ほんの一時の幸せをとるか、長い人生の上で全体的な幸せをとるかを考えたとき、私は今から生きられる全ての時間において、トータルで「あぁ、幸せ」と思える方を選びたいと思いました。
この病気で、辛いことは、買い物をする自分が物凄く惨めになることです。
スーパーで物をとるわけでもないのに、いつも誰かからの目が気になって、どこからともなく「あの子、いつも両手いっぱいに荷物抱えて、変なの」という誰からともない声が耳の奥深くに響いて離れません。
そんなときは、一人で勝手に、心の中で言い訳するのです。
「今日は家に訪問客がくるから、沢山お弁当やお菓子がいるんだ…これはおつかいだ…」なんて。
心底そんな私自身が寂しく小さく小さくなります。
スーパーに行くと同級生が働いていたりして、それでもそこが安いから、毎日②なによりも熱心に通いつめる私が居ます。
どこか哀れな目をしてる友達に、顔をあげることもできなくて、いつも下を向いて、肩がおちそうなくらいの荷物をかかえ、おばちゃんのようにママチャリで家へと帰ります。
学校を休んだ日なんかは、日中に外にいる自分が情けなくて情けなくて、そこでまた、誰も聞いてないのに、心の中で「今日は試験の振替休日」なんて言い訳をつぶやいて、見えない視線や声に怯えて生きてきました。
でも、家で好きなもの好きなだけ食べて、潔癖症のように胃の中を最初の状態にリセットする。
そこまでが幸せ、そこから、脱力感と首筋から血が抜かれるような、しびれるような低カリウム状態になると一転地獄です。
しばらく動けない体をよそに頭だけぐるぐる何かを考えてる。
「いつまで続くの…」
問うても問うても返るはずのない答えをいつもどこかに求めていた。
解決しようと外側ばかり(啓蒙思想の本をよみ、神に祈り、ヨガをやり、掃除をし…)ありとあらゆる努力をしながら、肝心な一つ食べるの我慢することをしないで、出来ないで、結局自分に戻ってくる。
残るのは喪失感だけ。
でも私はここで過食嘔吐を、克服する。
読んでいただきありがとうございます